金曜夜からの素焼き

10月19日(土)大雨

昨夜から大雨で、今も降り続いています。平地の気温はそれほど低くありませんが、峠などでは雪が降るかもしれません。そろそろタイヤ交換の時期になります。

昨日の夜から素焼きを始めました。7月に一度だけ素焼き&本焼きをしているので、今回が2回目です。私の窯は灯油窯で、バーナーが両サイドについているので、両側から炎が出てきます。

一人で使う分に十分すぎる大きさで、相当な数を作らないと窯いっぱいにはなりません。しかも素焼きは作品を重ねて焼けるので、うまく詰めると本焼き2回分ぐらいの作品を焼くことができます。

どれぐらい灯油を使うか正確に把握したかったので、90リットルの灯油タンクを満タンにしておきました。

20時にスイッチを入れました。

向かって左側のバーナーはすぐに火が出るのですが、右側のバーナーからなかなか火が出ません。灯油の量を増やしたり、酸素をそうこうしているうちにバーナーの繋ぎ目から煙が出ているのです。

少し待っていると窯内から炎が見えるようになりましたが、その火力の強いこと!

このまま爆発するんじゃないかと焦りましたが、徐々に安定してきました。

前回は最初から窯の扉を閉めて、急激に温度が上がってしまい、水蒸気爆発が起こり、小人の家が何棟か大破したので、今回は扉は開けたままでゆっくり温度を上げていきました。しっかり乾燥させたつもりでも、中に水分が残っていることがあるので、それをゆっくり飛ばしていきます。

そろそろいいかなと思って、扉を閉めて、灯油の量と酸素の量を調整し、少しずつ温度を上げていきました。

するとどうでしょう。

250度を超えたところで、窯の中から破裂音が聞こえてきました。

被害が最小限であることを祈ります。

私は何をするにも不器用で、要領が悪いのです。
人並みになるまで、沢山経験を積まないといけないのです。

スタートから8時間45分で、800度になったので、火を止め終了しました。
100度以下になったら、扉を開けてさらに温度を下げ、窯出ししていきます。

素焼きの間は、釉薬の準備をしていましたが、ベースとなる基礎釉(透明)は自分で調合することにしました。比重を調べるために比重計(ボーメ)を買ったのですが、軽ボーメという水よりも比重の軽いものを調べるものを買ってしまいました。これはメルカリ案件です。

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