第一師匠「大野耕太郎先生」

11月19日(火)雪のち曇り

昨日からの冷え込みは強く、アトリエでの作業はなかなか進みません。粘土は水分をたくさん含んでいて、成形後は半乾きの状態で高台を削り、素焼き前にしっかり乾燥させなければなりません。風がある日は外に出しておくのが一番ですが、雪が降る時期はそうはいきません。

薪ストーブの前に置いたらすぐに乾くのではと思い、近づけてみたのですが、炎に近い面の乾燥が急激に進み、ヒビが入ってしまいました。

ここで慌てても良いことはありません。粘土の時間に合わせて、ゆっくり均一に乾燥させていきます。

これまでは公共施設の陶芸教室やサークルで制作をしていましたが、どこも素晴らしい環境だったと思います。通年で利用できる施設は、冬の暖房代は相当なものだと思います。

私が初めて粘土に触れたのは2006年で、滝川市陶芸センターでした。こちらの講師をしていた大野耕太郎先生は磁器の作家として有名な方で、私はここで陶芸の基本と電動ロクロの手ほどきを受けました。

粘土の塊が形を変えていき、焼き上がったときの感動は今でも忘れられません。

残念ですが、先生は今年10月に亡くなられたそうです。

当時、私はパソコン教室をやっていて、誰でも気軽に情報発信できるブログが始まった頃でした。

絶好のネタが出来たとばかりに私は陶芸教室の様子を事細かくブログに書いていました。今はスマホ&SNSで誰でも気軽に発信できる時代になったし、YouTubeで陶芸のハウツーも見れるようになりました。

ここ数年は陶芸からも離れていて、インプットばかりでしたが、やっとアウトプットする感覚を取り戻してきたので、新しいことを始められそうな気がします。

雪が積もって、近くのゲレンデがオープンしたら、膝を曲げてスクワット姿勢で滑る「テレマークスキー」に乗ります。めっちゃ疲れますが、足腰が鍛えられ、バランス感覚が養われます。

2014-2015シーズンから始めたので、今年でちょうど10年目になります。まだ緩斜面の整地でしか滑れないのですが、ただ好きだから続けています。

私がやっていることは面倒くさいことばかりですが、好きだから続けているだけです。

週末は開窯イベントです。色々間に合っていませんが、興味がある方は気軽にお越しください。大体の訪問時間と体験希望の方は内容を教えてもらえると助かります。

コメント