5月18日(土)晴れ
陶人社の柴田さんの計らいで、赤平在住の陶芸家の白戸先生が五郎さんちに来てくれて、一通り見てくれました。こういう繋がりはとても心強いです。何かあった時に近くに相談できる人がいればと思ったのでしょう。
今日は灯油窯の素焼き予定でしたが、まだ屋根も壁もできていないので、今回はパスすることにしました。素焼きの温度は700℃ほどで、窯の温度が下がるまでに1日半ほどかかります。
その間はシートも掛けられなくなります。窯の見張りのために泊まり込む気持ちでいましたが、本焼きを急いでいる訳ではないので、日を改めることにしました。
先日の風雨で煙突から水が入ったようで、窯の中も湿っている状態でした。今日は気温が高く風が強いので、扉を開けてこのまま乾かすことにします。
ここで急いでも良いことはありません。
まだ窯いっぱいになるほど作品は溜まっていなかったので、窯詰めの方法を教えてもらって、素焼きの日が確定したら、窯詰めまで終わらせておくように指示をもらいました。
することがなくなったので、ゆっくりランチを食べながら、今後の展開について、アドバイスを沢山もらいました。
北海道内の陶芸資材を扱う業者は、札幌に2社しかなく、広い北海道一円をたった2社でカバーしているのです。
北海道の外回りは約3,000kmあり、北は稚内から南は函館まで、あちこち飛び回って、色んな作家さんのやり方を見ています。
五郎さんちのこれからの展開をあらゆる角度から考えてくれ、色んなアイディアを出してくれるのです。
こんな風に親身になって(面白がって)相談に乗ってくれる業者さんはなかなかいないと思いますが、彼が出すのは「口」だけで、お金を出してくれる訳ではありません。
答えは自分の中にあるはずだし、乗り越えられない問題は起こらないのです。
ステージが上がる時は痛みを伴うものです。
7月13日、14日のえべつやきもの市のエントリーを済ませたし、7月27日、28日の開窯イベントの日程は決めたので、そこから逆算して、焼成スケジュールを考えていきます。
この前読んだ本によると、発売日などの日にちが決まっている時は「2ヶ月後」ではなく「60日後」のように、月単位ではなく、日単位でカウントする方がいいそうです。
さらに休業日を除くと、実際に使える日数が数字で示されます。
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