美唄のソウルフード

11月10日(日)曇り

11月は個展とアトリエ整備の話題が多くなりましたが、個展が終わったらサッポロモノヴィレッジへの出展です。

アトリエの設備にそれなりの費用がかかっているので、器たちの里親探しをして、次の計画に向けた資金を集めなければなりません。

今はアトリエの中に置くバイオトイレの設置費用を捻出したいと思っています。倉庫に残された大量のゴミの処分をしましたが、外にあった壊れた仮設トイレはとてもやっかいでした。

コスト面だけを考えると水洗トイレにした方が安いかもしれませんが、水を使わず、発電機で動かせるトイレは災害時に強いのです。

一番安いタイプでも新車が買えるぐらいかかるので、クラウドファンディングも検討しています。

私は山で鍛えられたおかげで、インフラのないところで何日か乗り越えられる術を持っていますが、屋外の仮設トイレを使うことには抵抗があります。屋内に設置すれば劣化もしにくくなるので、耐用年数も伸びるでしょう。

ネイティブ・アメリカンの言葉で「自然は未来の子供からの預かりもの」というのがありますが、私たちは未来に残すものを真剣に考えていかなければならないと思います。

今日は美唄のソウルフードの「美唄焼き鳥」を紹介したくて、テイクアウトしてきました。

以前「たつみ」を紹介したことがありましたが、今回は「三船」にしました。ここは美唄焼き鳥の父といわれる「三船福太郎氏」の看板を受け継ぐお店です。

美唄焼き鳥の発祥は昭和30年(1950年前半)頃で、当時のやきとり店では、精肉以外の内臓や皮を廃棄していましまが、もったいないと思った三船福太郎氏が内臓を使った「モツ串」を売り出したそうです。

串元には皮を使い、最後にはモモ肉を刺すのが一般的です。ねぎではなく、特産の玉ねぎを使っていますが、焼くと甘みが増す鶏モツと相性が良いそうです。

以前、美唄の職業訓練校で指導員として働いていたので、あちこちのお店を周りました。お気に入りのお店はすでに閉店しています。

当時は1本80円でしたが、今は150円になっていました。食べる量は減ったので、かかる費用はさほど変わりません。

気になったのはシャッターが下りている店がとても多いことでした。日曜日は休む店が多いのか、もう店を畳んでしまったのか、暗いのです。

人口減があちこちの町で急速に進んでいることを感じました。

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