8月20日(水)晴れのち雨
お盆休みが終わり、晴れと雨が入り混じる不安定な空模様が続いています。先週までは30℃を超えていた気温も少しずつ落ち着き、秋がそこまで来ているのを感じるようになりました。
日曜日は雨の降る中、雨竜沼へお散歩に行ってきたのですが、ガスで何も見えず、風も強かったこともあり、湿原入口のテラスで引き返しました。それでも身体を動かすと、心が軽くなります。
同じ日、道北エリアの天塩町では24時間の降雨量が150mmを超え、床上浸水の被害が出たようです。「空が破れた」と表現していましたが、観測史上最大の大雨で、畑や牧草地も冠水しています。
昨日は函館でも洪水警報が出ましたが、猛暑と局地的な豪雨が各地で報告されても、自分の上の空が破れるまでは「他人事」なのです。
羅臼岳の痛ましい事故で感じたことや北海道で登山をする者として、日頃から気をつけていること、私が登山をする理由について真剣に書きました。
山の情報サイト「ヤマレコ」とfacebookでシェアしていますが、公式サイトにも投稿しました。
今回の一件はあらゆる方面で持ちきりで、ネット上では心無いコメントを書き込む人もいて、胸が張り裂けそうになりました。
しかし、登山者の姿勢も気になります。この件について触れずに、次の百名山に立つ投稿も増えてきました。
日本人の真面目な性格のせいか、スタンプラリーをやり出すと止められないのかもしれませんが、登山をする人としない人でこれほどの差があるのです。
ヒグマを駆除すれば抗議の電話が殺到する。
人間ほど残酷な動物はいないのです。豚・牛・羊・鶏など、ありとあらゆる生き物を食べています。普段食べている肉や魚がどうやってパック詰めにされているか考えたことがあるのでしょうか。
野菜や果物を狙う動物を駆除しなければ、野菜も食べられなくなります。
それなのに、年間472万トンも捨てているのです。アホか。
ごめんなさい、
つい本音が出てしまった。
外は雷雨です。
自然が牙を剥けば人類を滅ぼすことなどたやすいのです。
知床はエネルギーに満ち溢れた強烈なパワースポットです。
今回のことでギリギリ保たれていた結界が崩れた感じがしました。バランスと距離感が保たれることを願うばかりです。

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