世界にひとつ

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10月31日(金)雨

水曜日の夜から本焼きの窯を焚き始め、木曜の夜に窯出ししました。今週末に中標津で行われるトレイルランニングイベント「ゴールデンラーチトレイル」の副賞にしてもらうマグの試作をしていて、イメージとは違いましたが、とてもいい雰囲気で焼き上がりました。

灯油窯が得意とする「還元焼成」にも慣れてきました。自分で火加減を調整する難しさは私にとっては楽しさでしかないし、焼き上がる作品が全部違っていいのです。

ここ1ヶ月は、仕事が終わってから、8時間ほど制作をするというハードスケジュールでした。天井だけを見ていた日もありますが、とても集中できているし、協力者もどんどん増えています。

10月も今日で終わりなので、勤労感謝祭まであと20日ほどになりました。告知用のポスターがまだですが、三連休の間に作り、ネットプリントでオーダーしたいと思います。イベントが終わってからも飾っておきたいポスターを目指しています。

私は24歳から10年間、パソコンインストラクターをしていて、毎月イベントを企画していました。今以上に忙しくしていましたが、私が見ていた世界はとても狭く、偏っていました。

あれから20年経った今、私の視座は高くなりました。興味を持ったことにはどんどんチャレンジし、色々な経験を積みました。

全ては「点」から始まりましたが、それらが繋がり「線」となり、今は大きな「面」になろうとしています。

こうなりたいと思ってやってきたわけではありません。ただ、自分が興味を持ったことを始めて、好きになったことを続けてきただけです。

私が取り組んできたことは常に「自分が夢中になれるもの」でした。将来こうしたいとかああしたいとかそんな未来予想図を描いたわけではなく、楽しいこと、好きなことをただやってきただけです。

いい波に乗り、アイディアは浮かんできますが、今は私が出来ることに集中し、私をサポートしてくれる仲間たちにお願いできることを回しています。

「工房きいちご」から引き受けた粘土は終わりが見えてきました。みんなが陶芸体験を楽しそうにしてくれるのを見て、とても良いプロジェクトだったと思えるようになりました。

残りの粘土の消費には秘策があり、11月24日のステージパフォーマンスでは私がロクロの指導を受けてきた屯田窯の清水先生と「ロクロ師弟対決」をすることにしました。

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