10月14日(火)晴れ
メッセージの配信がストップしていましたが、ここ一週間はトップギアで突っ走っていました。
陶芸作品が出来上がるまでには1~2ヶ月の時間を要しますので、11月22-24日のイベントに間に合うように制作を進めるには、今回の三連休が山場でした。
昨日、正午から本焼きの火を入れ、12時間ほどで終了しました。今日の夜には窯出しできると思うので、20時からのYouTubeライブで紹介できるかもしれません。
再生した粘土を使って皆で作品を作る「きいちごプロジェクト」に参加してくれる方も増えています。
陶芸体験をした方の反応がいいし、作品も増えて焼成頻度は上がっています。私も窯の扱いには慣れてきましたが、前回うまくいったとしてもそれと同じようにはなかなかできないのです。
昨年、やっと自分の窯を持ちましたが、焼成の経験回数は乏しく、毎回手探りの状態です。私が作っているものはイベントで使うことを想定しています。イメージした色と違う…ぐらいならばいいのですが、釉薬が剥がれたり、溶けていなければ、使い物になりません。
ひと窯全滅なんてことがあったら、目も当てられません。
先週のメッセージで、イベントの名入れ協賛カップの案内をしたら、予想を上回る申し込みがありました。当日来場予定の方が多いのですが、家族の分を追加してくれたり、普段は全くリアクションのなかった方、インスタやfacebook経由など、空の力を使った支援者が多くいることを実感しました。
名入れ用には白化粧を施した粉引きタイプを60個、名入れをしないで釉薬を掛けただけのものを30個ほど用意していましたが、名入れタイプは100個以上必要になりそうです。
今回、名入りのカップを作ろうと思った経緯は、仮設トイレの費用を捻出する目的もありますが、インフラが整っている日本ではトイレの協力金を払うことに抵抗を感じる人も多いのです。
イベントの記念品になるし、他の人と取り違えをなくせるし、紙コップやプラカップを使わないようにするためです。
私が譲り受けた粘土は500kgありましたが、そのうち250kgは使用済みの雑粘土でした。焼成前の粘土は再生すれば繰り返し使えますが、新品の方が品質が安定しているので、誰も欲しがらないのです。
しかし、自分の名前が付いた記念品となれば、なかなか捨てられないでしょう。

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