[札幌]市民に愛される「三角山」

私は日々の習慣にしていることがいくつかありますが、大体1ヶ月続いたものは、その後、何年も続けることができます。

2015年から職場の福利厚生で、札幌からインストラクターを派遣してもらい、週1回(90分間)ヨガをしていました。週1回のペースでも、5年間続けていれば、体幹は鍛えられ、柔軟性も付いて、登山をする上でも役に立っています。ヨガは身体と心の状態をバランスよく保つ効果もあり、自分にはとても合っていると感じていました。

新型コロナウイルスが広がり始めた昨年の2月からは、感染拡大防止のため、職場に外部の人が出入りできないようになったので、かれこれ1年以上レッスンを中断しています。中断した直後は体調が悪くなってきたので、zoomでのオンラインのレッスンなどにも参加してみましたが、自宅では全く集中できず、自分には合わないと感じました。週末予定が空いたときに札幌のクラスへ何度か通いましたが、ほぼ1年間、何もしていない状態が続いていました。

コロナ禍で世界中の動きが止まり、気軽に外出もできず、ストレスが溜まっていた人も多いと思います。冬の間は近くのゲレンデのナイターで滑ることができたし、週末は遠出をして大きなゲレンデで滑ることができたし、ほとんどテレマークだったので、筋力アップできたと思います。温泉にも入らず、外食をすることもなかったので、家で過ごす時間が多くなりました。テレビを見なくなった時間で、料理をしたり、本を読んだり、今までやらなかったことをする機会が増えました。

ヨガを再開したい気持ちはあったものの、なかなか気持ちは向きませんでしたが、2月下旬頃に始めた音声のみのSNS「Clubhouse」で、平日の朝6時半から「太陽礼拝」の音声ガイドをやってくれるルームがあり、そこに参加していくうちに毎朝のルーティンになっていきました。

太陽礼拝はヨガの中ではよく行われるアーサナ(ポーズ)をいくつか組み合わせて連続していくもので、分かりやすくいうとラジオ体操のようなものです。元々、太陽礼拝が好きで、年末になると煩悩の数と言われる「108回」をやったこともあるので、音声ガイドが流れれば、身体が勝手に動くぐらい、身体に染み込んでいました。

日の出が早くなり、私も起きる時間が早くなってくると、スタート時間が待てなくなりました。さて、どうしようか…そんな時はYoutube先生を探せばいいのです。ヨガ関連の動画は沢山あるので、太陽礼拝を含めたバリエーションの中から良さそうなものをいくつか再生リストに登録しておき、一人で始めるようになりました。少し長めの動画を見ても、それは今までやったことのあるアーサナが多く、ある程度は一人で出来るようになっていました。

ヨガには宗派のようなものがありますが、これをきっかけに運動量の多い「アシュタンガヨガ」に興味を持つようになりました。アシュタンガは、この太陽礼拝から始まり、アーサナの順番が全て決まっているので、ヤル気があれば一人でも出来るという特徴があります。後半になると相当な筋力と柔軟性が必要なので、今は全くできませんが、続けていくうちに身体が変化していくのかなと思います。ヨガは自分の内側と向き合うことができるし、マット1枚のスペースがあればどこでもできます。

アシュタンガでは今までやったことのないアーサナも出てくるので、対面での指導も時々受けたいと思ったので、札幌でアシュタンガのレッスンを受けられるクラスを探して、体験レッスンを受けてきました。


ヨガスタジオ ミガク

男性インストラクターがお一人でされている教室なのだと思いますが、週末にアシュタンガのクラスがあり、入会金は不要で、割安になる回数券があり、単発で入ることができます。学習塾を併設されているようですが、寺子屋風の雰囲気でした。週末でもレベルの違うアシュタンガヨガのクラスがあるようです。札幌市内は駐車料金が高いので、場所によってはレッスン料金と同じぐらいの駐車料金がかかることもあるのですが、こちらは建物の前に駐車スペースがあるし、停められなくても近くのコインパーキングを利用することもできるので、これからも通ってみようと思いました。

ヨガスタジオ ミガク https://yoga-sapporo.com/

スタジオLPY

こちらは職場のヨガ教室でインストラクターを派遣してくれていたmico先生の教室です。教室を開講された際にクラウドファンディングで購入したチケットが残っているので、タイミングが合う時にレッスンを受けに来ています。こちらは札幌駅近くにあるので、近くのコインパーキングの駐車料金が高いのがネックです。アシュタンガのクラスは月曜のみなので、土曜日のmico先生のクラスに参加しています。意識高そうな美魔女系の方々が沢山通っています。

スタジオLPY https://www.lovepranayoga.com/

三角山へ

二軒ハシゴしましたが、お天気がいい日に屋内でヨガばかりしているのはちょっと違うなと思ったので、お弁当用に焼いてきたパンとフルーツを持って、札幌市民に愛されている三角山に行ってきました。ほんの少し雪が残っていましたが、アカゲラのドラミングが聞こえる気持ちの良い季節になりました。

山の手入口からスタートし、山頂で折り返しましたが、大倉山~奥三角山へ縦走すればグンと距離も伸びます。
3つのレンズ(超広角、広角、望遠)が付いた、iPhone12 Proの超広角モードで撮影しました。
雪は少しだけ残っていますが、数日で完全になくなるでしょう。
東屋。ここから少し進むと山頂です。
山頂からは札幌の町並みが一望できます。右奥に見える山は藻岩山です。あちらも札幌市民に愛されています。
正面の山は円山です。あちらは未踏です。
栄養素を考えて、行動食に良さそうなパンを試作中です。全粒粉、ドライフルーツ、胡桃、クリームチーズが入っています。
エゾエンゴサクが咲いています。高い山はまだ雪がたっぷりありますが、低山は春の花が咲き始めました。

2021年のテーマ

山に入ると水や食べ物のありがたさを感じられるし、すぐに食べられる便利なレトルト食品は貴重なエネルギー源になりますが、便利で手軽なものばかり食べていると、バランスが偏ってしまいます。

できるだけ身体に良いものをゆっくり、よく嚙んで食べましょう。
太陽の日差しを浴びて、体を動かし、免疫力を高めましょう。
身体を労い、良質な睡眠をとりましょう。

時間は限られています。
外からの情報に振り回されるより、自分の生活を見直し、自分の身体の状態や変化を感じることの方が大切だと思います。

今年のテーマは食と言葉です。

口に入れる物(食物)に気を付けること。
それは私の身体を作るから。
口から出すもの(言葉)に気を付けること。
それは私の未来を創るから。


三角山はここ!

登山口は他にもあるようですが、山の手登山口を使いました。

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